TNQ Writer
お気に入りの運動着に着替えて、マウントウィットフィールドが創り出す自然のエクササイズプレイスを楽しんじゃおう!シティから10分以内で、熱帯雨林のジャングルを散策できるこの場所に着きます。ジャングルに入り込むと、まるでジュラシックパークの世界に入り込んだような不思議な感覚。
マウントウィットフィールドは地元のフィットネス好きたちにとても人気のスポットです。第二次世界大戦時、現在タンクス・アートセンターがある地点はオーストラリア軍のキャンプでした。そのキャンプ地の監視する高台としてレッドアローは利用されていました。 1970年代までここのウォーキンングコースはレクリエーション目的で使用されていませんでしたが、現在は4つのコースがあり熱帯雨林の山に簡単にアクセスすることができます。レッドアローの展望台からはケアンズの街や郊外、サンゴ海を望む景色が一望できます!エクササイズに最適なこちらのコースは、無料で楽しんでいただけます!
約1.5kmのレッドアローコースは辛い〜ってほどではありません!片道250段ほどの階段があるぐらいなので誰でもチャレンジができます!! 熱帯雨林が生い茂る山道や竹林を通り抜ける時、もし茂みから物音が聞こえても怖がらないでください。大抵の場合、その音の主は七面鳥です!マウント・ウィットフィールドは七面鳥の生息地!運が良ければ竹林の中や周りで、大きなトカゲやエキドナが見られるかもしれません!!大きなトカゲって1mぐらいあるんです!まさに熱帯雨林に生息する恐竜!!!
レッドアローの最後の階段を登りきったら、足がガクブル…!? ただ、疲れても下を見て休まないでくださいね!目の前にはケアンズ空港の滑走路の景色が広がっているからです!レッドアローの頂上は最高のビュー!!
さらに奥まで冒険を続けませんか?そのまま険しい舗装路に沿って歩いて行くと、ブルーアローに合流する第2ビューポイントまで進みます。
6kmのブルーアローは、険しい登りと舗装されていない地面でできている険しいコースです。ブルーアローとグリーンアローに挑戦する前に、レッドアローとイエローアローにチャレンジしてみましょう!ブルーアローは結構きつ目なので、登ったり降りたりするのに自信をつけるのがイイかもしれません。 ブルーアローのコースの半分あたりでは、ルンリー・ヒルの頂上に続く小道があります。この頂上からは沖合いのグリーン島や山々が目の前に広がり、ここまで登ってきてよかった〜と思えるはずです!ここからブルーアローのコースを回ってもいいですし、またはコースの途中でさらに奥に続くグリーンアローに入っていくのもいいですね!
グリーンアローは3kmのカーブした道を進みながらウィットフィールド山頂の最高点364mを越えいき、戻ってくるコースです。ウィットフィールドの静かな郊外にあるBel Air Driveに出ると、3つのコースすべてが交わる、Collins Avenueのレッドアローの始まりに戻ります。そこからすぐのところにはEdge Hillというカフェで有名な場所があるので、リラックスしてエネルギーを回復するのもいいかもしれません!このエリアは本当にオシャレなカフェが多い!!
最近作成されたトラックは、1.9km(片道)のイエローアローです。他のコースより、比較的楽なコースですが、このコースは過去に滝があった場所や絶景ポイントも取り入れているので、気軽にハイキングを楽しみたい人にはオススメです!コースのデザイナー、グレン・ジェイコブスは、「このコースはより平坦で心拍数や足に優しい少し緩やかなセクションがレッドアローよりも多く、一人でも簡単に行ける周回コースとして設計しました。」と説明しています
自然の美しさと、穏やかな雰囲気に包まれた魅力的な熱帯雨林のコースを歩いていると、ここが人の手によって建設されたことを忘れてしまいます。グレンは、彼のハイキングコース開発プロセスの中で最も面白い部分はデザインする段階であると言っています。 グレンと彼の建設チームは、まず指定されたエリアを歩くことから始めます。この歩く過程で、どうしたらここを訪れる人を楽しませられるかを考えながらコースを作るアイディアを練っていきます。そして、植物学者とアボリジナルの年長者たちとコースが環境的、文化的に問題がないか評決していきます。通常、工事が終わるまでに12〜18カ月かかります。コースはエクササイズ好きやハイカーのためにしっかりとメンテナンスがされるので、安全には配慮がされています!
マウントウィットフィールドにはバラエティ豊かなコースがあり、フィットネスレベルと時間に合わせてハイキングができます。もし、全然登りたくない〜って思うのであれば問題ありません!マウントウィットフィールドの麓にはたくさんの熱帯植物が展示してあるボタニックガーデンがあります。そのほかにも、湿原の中を歩く平坦なボードウォークもあるのでそちらでも十分楽しめるはずです!!