TNQ Writer
オーストラリア最北端のケープヨークとパプアニューギニアの間には、見逃してはいけない壮大な冒険の世界があります。文化的にユニークなこの地域への旅では、先住民コミュニティの島と海への強い結びつきを見られるでしょう。
トレス海峡諸島の島々は、パプアニューギニアからヨーク半島を隔てた150kmのエメラルドの海域に、宝石を散りばめた様に点在しています。トーレス海峡は世界的に有名なグレートバリアリーフに隣接しており、島の一つひとつにそれぞれの文化があるとても魅力的な場所です。ここではトレス海峡諸島をどう楽しむかの6つの方法を紹介します!
1. 貨物船で船の旅へ
トレス海峡にはどうやったら行くことができるでしょうか?ケアンズから飛行機に乗ってホーン島へ向かい、木曜島へはフェリーで行くことができます。近年、豪華なクルーズ船も木曜島付近に停泊する様になっています。飛行機もクルーズ船もいいですが、ちょっと冒険とは違います… 貨物船「MVトリニティベイ」にケアンズから乗り込み、直接ホーン島または木曜島へ!心配しないでください!貨物船と言っても、しっかりと客室は用意してあります。ゆっくりとグレートバリアリーフを横目に貨物船でトレス海峡を目指すのは冒険心がくすぐられます!!
2. アート
木曜島にある印象的な建物のギャブ・ティテュイ文化センターは、トレス諸島の文化を理解するためには最適の場所です!メインギャラリーには、トーレス海峡の象徴にもなっている儀式のための羽毛の頭飾り、彫刻、絵画、独特な版画、宝飾品など様々なものが展示されています。多くの作品が地域の神話や伝説を描いており、トレス地域の文化を知る大きな手がかりになります。もし展覧会のオープニングに訪れることができれば、伝統的な踊り、音楽、歌を見られるので、スケジュールをチェックしてから行くのもひとつの方法です!もう1つのギャラリースペースには、工芸品と文化遺産の資料が収められています。毎年開催されるテーマ展では、地域の真珠養殖の歴史や伝統舞踊などのテーマをカバーしています。
3. 空の旅
ホーン島からは、ヘリコプターに乗ってトーレス海峡諸島を空から一望することができます。ヘリ・ツアーズ・ノース・クイーンズランドでは、ホーン島、木曜島、ウェールズ王子島、そして壮大なグレートバリアリーフを眺める30分のツアーを催行しています!ヘッドセットを通じて、ウェールズ王子島の滝や木曜島のグリーン・ヒル・フォート(要塞)などの当地域の主要ポイントをパイロットのガイドを通して楽しむことができます。
4. 要塞
木曜島のグリーンヒルにあるこの要塞はオーストラリア侵攻を未然に防ぐために19世紀後半に建設されました。グリーンヒルは高さが58mにすぎませんが、要塞の建設には十分な高さでした。復元された大砲の照準器を覗いて、遠くにある金曜島をスパイの様に偵察するのも楽しいですね!
6.パールファーム
パンサンドベイからからオーストラリア最北端の真珠養殖場「ロコ島」はボートですぐの距離にあります。ここはヨーロッパ人の影響を最初に受けたトレス諸島の島です。島の浮遊桟橋に着くと、真珠技術者は、真珠作り体験の前に、地元の歴史について色々と教えてくれたり、島の散策ツアーに連れて行ってくれます。その際にクロコダイルがこの辺りには生息していることも伝えられるはずです… 気をつけましょう🐊⚠️