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3世代旅行にはケアンズがピッタリ! その5つの理由

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TNQ Writer

皆様、グッデイ!ケアンズ&グレートバリアリーフ観光大使のリーマントラベラーの東松寛文です。平日は東京で会社員をしながら、週末や連休をフル活用して世界中を旅する”リーマントラベラー”です。

親・子・孫が一緒に旅する3世代旅行。僕の両親は60代でまだまだ元気そうではありますが、その元気なうちに、いつか3世代旅行を実現したいと思っていました。となると、どこへ行くか、ですが、世界97カ国を旅した経験、そして、観光大使としての過去の経験から、「きっとケアンズは3世代旅行でも楽しめる!」と思い、今年2月に、父と母、僕と妻、そして2歳の娘という、3世代旅行でケアンズへ行ってきました!

パームコーブビーチで

そして、実際に行ってみたら、予想以上に3世代旅行にケアンズはピッタリの場所でしたので、今回は、そのケアンズが3世代旅行の旅先にふさわしい理由をご紹介します。

#1 大人も子供も一緒に楽しめる体験がたくさん!

旅先の定番の観光地は、世代問わずに楽しみたいところ。ケアンズへ行ったら外せない観光地は、やはり、世界最大のサンゴ礁群のグレートバリアリーフと世界最古の熱帯雨林という2つの世界遺産でしょう。そのどちらもが、年配の大人から小さな子供まで、一緒に楽しめるようになっているのです。

グレートバリアリーフでシュノーケリング

グレートバリアリーフ観光は、まずはケアンズシティなどからグリーン島やフィッツロイ島というグレートバリアリーフの中へ島や“ポンツーン”と呼ばれる人工浮島に移動して始まるのですが、スキューバダイビングの免許がないと楽しめない、なんてことはありません。それぞれ準備されているアクティビティは、老若男女問わず楽しめるものがたくさんあります。
たとえばシュノーケリング。ポンツーンであれば、沖合に浮かぶ施設からそのままグレートバリアリーフの海に入れるので、体力に自信がない方でも安心です。
アームリング(腕につける浮き)に水中メガネで海に入る小さな子供も見かけました。また、場所によっては、“度付きのゴーグル”を貸し出しているところもあるので、両親は度付きゴーグルで快適にシュノーケリングしていました。(別途デポジットが必要な場合があります)

他にも、船底が透明のグラスボトムボートなら、水に濡れずにサンゴの海を観察することができますし、ケアンズシティ中心部にはビーチはありませんが、郊外や島へ行けば美しいビーチもあるので、小さなお子様は砂遊びをしながら大人はのんびり過ごすのも楽しいと思います。

グラスボトムボート

 

 

熱帯雨林では、スカイレールとキュランダ高原列車という2つの移動しながら熱帯雨林を楽しめる体験はマストですが、スカイレールはベビーカー持ち込み可能(少人数であれば折り畳まずに乗せられます)なので、小さなお子様連れでも問題なく楽しめますし、キュランダ高原列車は、観光鉄道につきそこまでスピードも出さずに移動するので、車内では快適に過ごせるだけなく、あの「世界の車窓から(テレビ朝日系列)」のオープニングで10年間使われた景色を見られるので、とくに両親の世代にとっては、おなじみの光景を生で見る体験ができるのでおすすめです。

スカイレール

 

 

スカイレールの終着駅からシャトルバスなどで行けるレインフォレステーションでは、水陸両用のアメリカ軍が使用していた「アーミーダック」で熱帯雨林を探検することができる他、アボリジナル文化体験では、パマギリダンスショーを見ることができ、僕は娘と一緒にステージで踊らせていただきました。(指名されると、誰でも踊ることができます)

アボリジナル文化体験「パマギリダンスショー」

 

また、園内には、アラやカンガルー、ワラビー、ヒクイドリ、ウォンバットなどオーストラリアならではの動物を見ることができ、それも見るだけでなく、カンガルーやワラビーは柵がなく園内を自由に歩いているので、受付で餌を購入すれば、直接餌やりも可能です。これには、両親も妻も娘も大興奮でした。

#2 ツアーが豊富!効率よく安心して楽しめる

ケアンズのアクティビティは、多すぎて決められないという声もあるくらい、現地ツアーがたいへん豊富なので、とくに大所帯となる3世代旅行の際には、本当に助かります。

ケアンズシティに宿泊すれば、ホテル送迎付きのものがほとんどなので、移動からアクティビティまで、ツアー会社にお任せでOK。

現地ツアーは、早朝から出発するものが多いので、1日を有効活用できるのも魅力。早起きが習慣化している両親にもピッタリでした。ツアーといっても、ずっとガイドさんが付いてくれるものから、送迎がメインで自由行動が多いプランもあるので、ご希望に合うベストなものがきっとみつかると思います。

ツアーに参加する日は、朝ごはんを早めにホテルで食べてから、ホテルにお迎えに来てもらい出発。その後、1日、グレートバリアリーフや熱帯雨林などでアクティビティやランチを楽しんでホテルに戻り、夕食はホテル近くで食べるという流れがオススメです。

なお、日本語ガイド付きのツアーもあるので、言葉が不安な場合はそのようなツアーをあらかじめ選んでおけば、まったく問題ありません。

#3 日本語が通じるところが意外と多い

日本語ガイド付きのツアーだけでなく、ケアンズはケアンズ領事事務所が置かれているくらい、日本人の在住者やワーキングホリデーで滞在している人も多く、意外と日本語が通じるところや日本語での表記があるところが多いので、言葉の不安がある方でも楽しめるのも特徴です。

ケアンズに到着してまず驚くのは、ケアンズ国際空港。空港内の案内板には日本語も併記されており、それだけでも安心感を感じられます。

空港でも日本語の案内がある

 

ホテルやレストランには、日本人のスタッフがいることも結構あるので、そもそも英語が不要というケースもありますし、対応しているスタッフの方が日本語を話せなかったとしても、日本語を話せるスタッフの方がいるかどうか確認してみると、日本語を話せる方を呼んできてもらえることもあり、予想以上に日本語を使えるシーンが多いことにも驚くでしょう。
また、レストランには日本語メニューが置いてあるところも多くありますし、ツアーの重要事項説明書には日本語版があるところもありますので、挨拶程度の英語と翻訳アプリを駆使すれば、全く問題なく、旅ができるでしょう。

日本語メニューを置いているレストランもある

#4 徒歩だけでまわれるほど街がコンパクト

ケアンズシティの魅力のひとつが、街のコンパクトさ。コンパクトといっても、物足りないレベルの小さい街、というわけではなく、一流のホテルやレストランから、地元の人たちがいくカフェやバー、お土産屋さん、ショッピングモール、ナイトマーケット、無料のラグーン(プール)、そしてカジノまで、ケアンズシティ中心地には必要なお店や施設はすべて揃っており、その上、どこもホテルがあるエリアからは徒歩で行けてしまうのです。

週末に開かれるラスティーズマーケット

 

そのため、先述した現地ツアーをフル活用すれば、ツアー以外の時間はすべて徒歩で移動可能なので、バスやレンタカーを利用する必要もありません。お買い物などをして荷物が増えた場合でも、Uberが使えるので、サクッとタクシー移動をすることも可能です。
また、コンパクトですべて徒歩圏内がゆえに、旅行初心者でも安心して行動できるので、我が家は滞在中に一度両親に預けて、僕と妻はゆっくりオージービーフのステーキ、両親と娘はナイトマーケット散策という別行動もできました。

#5 日本からは7時間半弱で時差ボケの心配もなし

そして何より、ケアンズが3世代旅行にピッタリな1番の魅力は、これだけ非日常が詰まっているのに、日本からはたったの7時間半弱の直行便で行ける一番近いオーストラリアである上に、時差も1時間なのでそれほど時差ボケを心配することもなく、到着日から無理なく過ごせるということ。

60代の両親と2歳の娘の体力を一番心配していましたが、まず行きのフライトは、直行便であれば、成田国際空港もしくは関西国際空港を夜出発するので、飛行機で寝て起きたら、そこはケアンズ。1時間の時差もさほど影響はなかったようで、到着1日目から両親も娘も全力で楽しむことができました。とくに時差が少ないのは、両親にとっても、大変助かったようです。

加えて、先述の通り現地ツアーは早朝出発のものが多く、またカフェも早朝から開いていて、ケアンズでは朝からできることが多いので、結果、規則正しく生活することがオススメの過ごし方なので、我が家は娘に合わせる形で、全員が早寝早起きをしていました。(両親はさらに早起きで毎朝散歩していましたが……)

ちなみに我が家は、滞在中に2つのホテルへ行きましたが、ひとつは2ベッドルームの大きなお部屋(プルマン・パームコーブ・シーテンプル・リゾート・アンド・スパ)、もう一つは両親の部屋と僕らの部屋が隣同士のお部屋(シャングリ・ラ・ザ・マリーナ・ケアンズ)で、どちらも便利でよかったですし、Airbnbなどで大きなお家を借りるというのもいいと思います。

また、今回はケアンズシティから車で北へ30分のリゾートタウン、パームコーブにも滞在したので、我が家は空港でレンタカーをしましたが、チャイルドシートと大人4人、そして大きなスーツケースが4つ乗っても広々と乗れる大きな車も借りられたので(その上、オーストラリアは日本と同じ右ハンドル・左車線なので安心です)、快適に移動もできました。パームコーブやポートダグラスなど、郊外に出かける予定がある方は、その日程だけレンタカーをするのもオススメです。

そんな理由から、3世代旅行にはケアンズが本当にオススメ。旅好きの方も旅行初心者の方も、大人も子供も、誰もが一緒に楽しめますし、治安もよく、日本語が通じるところも多いので、誰もが安心して過ごすことができます。加えて、キッズメニューやキッズシートなどキッズフレンドリーなレストランも多く、小さなお子様連れでも困るシーンはほとんどありません。そして何より親孝行もできますので(笑)、3世代旅行を検討される際は、ぜひケアンズに行かれてみてはいかがでしょうか。

 

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