TNQ Writer
熱帯雨林の中にある村として知られているキュランダは、一風変わったマーケットがあることで有名ですが、この地域には興味深い歴史があります。一万年以上もの間、キュランダに住んでいる先住民の方々に焦点を当ててみましょう👀
熱帯雨林独特の空気を吸いながら、美味しいコーヒーを飲むのは最高の一日の始まり☀️☕️ そんな空気がとても美味しいキュランダは熱帯雨林の森の中に存在する可愛らしいビレッジとして有名です!
芸術、音楽、コーヒー、オーガニックファームが好きな人は、キュランダのことがきっと好きになるはずです👍 現在のビレッジは1960年代に自然を愛する人たちが、この地域に緑の環境との共存を目的としてコミュニティーを築き上げ始めました。現在のマーケットはこのコミュニティーが野菜の物々交換をする場所として作られた様です🍀
約150年前、鉄道がケアンズとキュランダ高原をつなぐと、木材、コーヒー、金などの資源が輸送可能となったため、ヨーロッパ人入植者がこの地に足を踏み入れてきました。
しかし、そこには元々この地に住んでいる人々がいました。
先住民族のジャブカイ族(Tjapukai)は、この森林に少なくとも一万年以上も住んできました。標高の高い山脈によって海岸地方と高原地方は分断されていましたが、ジャブガイ族は両方との強い文化的関係を保ってきました😌
ジャブカイ族の人々は、先祖代々守ってきた土地は自分たちのものだと長年に渡って主張し、そして、遂に2004年にその主張が国から認められました。この認識のために長く戦ってきたオーストラリアの先住民にとって大きな勝利となりました🍀残念ながらオーストラリアの歴史の中で、ジャブカイ族とヨーロッパ人入植者との関係は必ずしも友好的ではありませんでした。先住民族と入植者の間では、領土を支配するために激しい戦いが起こっていたのです。観光産業が盛んになるにつれて、アボリジナルの人々の文化や伝統への関心はより高くなってきています。
熱帯雨林は何千年にもわたって薬草や食糧として使われてきた植物がたくさんあります🌿🍄 例えば、オークの木の樹皮は歯の痛みを和らげるため粉状にして使われたり、綿の木の大きな葉は火の上で加熱されてから包帯として重宝されていました。漁師たちは「フィッシュポイズンツリー」から樹皮を掻き落とし、海に落として魚を気絶させたりしたそうです。科学者たちは、この植物がマラリアへの抗体があることを後に発見しました🙊
ケアンズへ訪れる方は、ジャプカイ・アボリジナル・カルチャーパークで先住民族の文化をより知ることができます!ジャプカイの人々はキュランダの森林にルーツを持っており、30年ほど前からダンスや独自の文化を取り入れた1時間のパフォーマンスを始めたそうです。
カルチャーパークでは先住民族のガイドが彼らの文化について色々と教えてくれます。アボリジナルの人々の文化では、火はとても神聖な意味を成します。その神聖な火の伝統的な起こし方、ブーメラン投げ、ディジリドゥーの演奏などの様々な文化体験が訪れる人を楽しませてくれます😁 また、こちらのカルチャーパークは先住民族文化を観光と融合することで先住民族コミュニティーの雇用を増やしたりなど、地域社会にも貢献をしています。
レインフォレスト・ネイチャーパークも、先住民族の文化や伝統を紹介しています! パマギリ・アボリジナルイクスペリエンスは( Pamagirri Aboriginal Experience)は、魅力的なダンス、ディジリドゥーの演奏と伝統的なハンティングを組み合わせたパフォーマンスを披露しており、とても人気のある先住民族体験です👍 キュランダでは、熱帯雨林と湖を水陸両用のアーミーダックで水陸のクルーズも楽しみましょう。
写真を撮るものとても楽しく大切なことですが、ご自身の目でしっかりと見て何かを感じ取るというのがキュランダを最高に楽しむ方法です!