TNQ Writer
せっかくケアンズに来たならチャレンジしてほしいのが「空系アクティビティ」。熱気球、ヘリコプター、スカイダイビングの3種類を紹介します。
自然豊かなケアンズでの旅行といえばアクティビティ。
マリンアクティビティや観光ツアーなど幅広いアクティビティが開催されていますが、せっかくケアンズに来たならチャレンジしてほしいのが「空系アクティビティ」です。
熱気球
ケアンズの熱気球フライトはパイロットが当日の風に乗って運行する自由飛行です。
風が安定している早朝にホテル送迎あるいは、レンタカーでコーヒー豆をはじめとする農産物の産地としても有名な街マリーバに向かいます。
離陸地点へ移動したらそこではクルーが着々と準備を進めています。
まだ日が昇る前、バナーが暗闇を照らしながら巨大な熱気球が少しずつ膨らんで行きます。
準備が整ったらいよいよバスケットの中へ。アニメで見たような本当のバスケットでしかも巨大!
地上班のクルーに見送られていよいよ空中へゆったりと上昇していきます。
自由飛行ということもあって飛行経路は風次第。着陸先もその日によって異なります。
パイロットは風をよみながらバーナーの火を調節し進んで行きます。
少しずつ明るくなってくる空の色に感動し、眼下に広がる大地にはカンガルーが飛び跳ねていったり・・・。
空と大地の大きさに圧倒される光景です。
ロマンチックな景色を背景にプロポーズをするカップルも多いのだとか。
着地は基本的に牧草地になるので汚れても良い服装で参加しましょう。
片付けを参加者全員でやるのがケアンズ熱気球名物です。
フライトは朝日を眺める時間に設定のため、とにかく朝が早い。寝坊は要注意です。
ヘリコプター
ガイドブックでみたグレートバリアリーフを実際に見るならヘリコプターフライト!
一言でヘリコプターフライトといっても参加の仕方は様々です。
【市街のヘリポート発着】
離島をぐるっとまわって戻ってきます。短時間でもヘリでの移動距離は想像以上。
離れていく陸地を眺めるのもワクワクします。
一番近いヘリポートはケアンズシティの人口ビーチ、ラグーンのすぐそばから離陸。
忙しいスケジュールでも気軽に参加できます。
【グリーン島・アウターリーフのポンツーン発着】
グレートバリアリーフへのツアー参加中に遊覧飛行をすることができます。
すでに外洋にいるので空に上がれば、眼下にはリーフが広がります。
滞在中のフリータイムでフライトに参加できます。
当日申し込みも可能ですが、人気の組み合わせなので事前予約で参加しましょう。
【ヘリコプター移動】
ダイビング会社の巨大な浮島「ポンツーン」や、クルーズツアーが滞在するリーフはアウターリーフと呼ばれるグレートバリアリーフ群のど真ん中になります。
そこまでのクルーズでの移動は1時間30分から2時間程度。時間を節約したいという方におすすめするのは、片道あるいは往復ヘリコプター移動プラン。
陸地からアウターリーフまでひとっ飛び。目的地までヘリで移動なんて、気分はまさにセレブリティ!移動中はずっと足元に広がる絶景を楽しめます。
チェックインをしたら安全説明を受けて、フライト時間を待ちます。
スタッフから呼ばれいよいよヘリポートへ。ヘリの前で写真も撮ってくれます。
スタッフの指示に従って席につきます。ヘリならではのヘッドフォンを装着して気分はパイロット!そしていよいよ離陸。
キャプテンがヘッドフォンを通して島やリーフの説明をしてくれます。ただ外の景色に気を取られてあまり会話になりませんでした。ごめんなさいキャプテン(笑)
初めてのヘリコプターは全てがワクワク。余談ですが、ヘッドフォンからの声はコー●ブ●ーを思い出しました。最初から最後まで非日常体験です。
スカイダイビング
空系アクティビティとして外せないものの一つはタンデム・スカイダイビング!
ケアンズのスカイダイビングの魅力はなんと言っても眼下に広がる2つの世界遺産が見られること!
グレートバリアリーフと世界最古の熱帯雨林を一緒に見られるスカイダビングは、人生で一度はチャレンジする価値はあるのでは?
と書きましたが、実は(ビビってしまって)私はまだチャレンジできていません・・・
が、参加した人の話を聞くと「人生観変わる」だそうです。上空4000mからの絶景を見れば自分の悩みなんて吹っ飛んでしまいそうですよね。
さぁ理由をつけて飛んでしまいましょう。(笑)
スカイダイビングの体験は基本的に午前中に設定されるので前日は早めに寝てカラダとココロを整えておきましょう。
フライトの様子はビデオや写真の購入が可能です。
時速200kmで落下中の顔はどんなにポジティブに表現しても美形にはなりませんが、ケアンズのゴキゲンなお天気を背景にベストスマイルの1枚が残せるのではないでしょうか?
空系のアクティビティは、他ジャンルよりも天候に影響を受けやすいアクティビティです。
参加日はスケジュールの前半に設定し、フライト時間などスケジュール変更にも対応できるようにしておくのもいいですね。
日本ではなかなか体験できないダイナミックなアクティビティが溢れるケアンズ。「空」も余すことなく楽しみましょう!