Blog Post

日帰りで本格グレートバリアリーフ体験

アバター画像

TNQ Writer

日本列島とほぼ同じ面積を誇るサンゴ礁グレートバリアリーフ (GREAT BARRIER REEF通称GBR) せっかくGBRに行くなら体験ダイビングをしてみたいというみなさんへ、インストラクターの経験から日帰りクルーズでの体験ダイビングでの流れと安心ポイントを紹介します。

Divers Den社のAquaQuest号

今回はDivers Den社の大型クルーザーAquaQuest号を利用してGBRに向かいます。

船に乗って乗船時の安全説明が終わると体験ダイビングの説明会が始まります。

この日はベテラン日本人スタッフ・ジミーさんが担当。

なぜジミーさんと呼ばれているのかは船に乗った際に聞いてみてくださいね。

ジミーさんは同社系列のフランクランド島クルーズにも現れます。

説明会では使用する器材の紹介、水中での注意点や動き方、ハンドシグナル(水中での手話)など一度にいろいろ教えてもらうのですが、ユーモアたっぷりな説明で初ダイビングへの抵抗や緊張が少しずつやわらいでいきます。

わからないことや不安な事はこの説明会の時に質問してクリアにしておきましょう。

次に説明会で学んだことを陸上で実践トレーニング。広いバックデッキでダイビング器材を装着させてもらい、水辺に座ったらスキルのイメージトレーニングです。

笑ったりしてマスクの中に水が入った時の対応、水圧で耳が痛くならないための耳抜き、落ち着いて呼吸する練習をします。

水面でしっかりイメトレができたら水の中へ!

といっても、いきなり深い水底にはいきません。

船のバックデッキで練習した事を浅場で実際に体験していきます。

船の横に設置された棒つかまっているのでいつでも上がることができ、安心&安全です。

スキルを習得できたらインストラクターと一緒に潜行していきます。

息を呑むような光景が広がり始めますが、ゆっくり深い呼吸を続けることは忘れずに。

初ダイブだとどうしても息を吸い過ぎてしまうので、しっかり息を吐くことがコツだと覚えておいてください。

Big Babble, No trouble(大きな泡を吐けていれば、問題は起こりません)』吸うよりも吐く方に意識してあげると驚くほどリラックスできます。

そして耳に圧迫感を感じる前に耳抜きも続けてくださいね。

耳に痛みを感じたらハンドシグナルでインストラクターに知らせて少しだけ浮上してもらいましょう。

浮上した所で耳抜きをやり直せばスムーズに耳抜きもできて快適度はアップします。

水中での呼吸に慣れてくると少しずつ視野が広がってきます。

気がつけばイソギンチャクの中でニモが踊っているかもしれません。

どんな時もインストラクターは側にいてくれます。

GBRといえばやっぱりサンゴ。

枝や岩のように見えますがサンゴは生き物です。

1年に1度卵を産、触手を出してプランクトンなども食べるんです。

触れてしまって折ったり傷つけないように気をつけてくださいね。

体内に褐虫藻という植物性プランクトンを住まわせて光合成をさせて栄養をもらっています。

クリアな水質は光合成をするための太陽光が水底まで届くためにも大切なんです。

ライセンスを持っているファンダイバーの友達とも合流したので、初ダイビングの記念撮影してゆっくり浮上。

1本目のダイビングが終了です。

ダイビング用シリンダー(空気を入れるタンク)にはフィルターを通したとてもクリアで乾燥した空気を充填するので、潜った後は身体が脱水状態になっています。

水分補給をしながら絶景が見れる船のトップデッキで休憩をしましょう。

ケアンズの日差しは強く、日本の7倍以上の紫外線とも言われています。

休憩時も日焼けには注意してください。

 

体験ダイビングを1本だけ挑戦するよりも、2本目の方がリラックスもできます

余裕ができて視野も広がりいろいろな生物にも気がつきます。

休憩で元気と水分を補給できたら2本目のダイビングにいきましょう。

1本目で水中世界に慣れてしまえば、2本目はスタートから笑顔が溢れます。

ダイビングに行く準備もスムーズですが、2本目はスキル練習がないので水中で遊べる時間も長くなります。

水中では深度が増すほど赤い色が吸収されてしまうので、深い所で見るサンゴ達はカラフルではありません。

でも日差しが強く透明度も良いGBRの浅瀬では色とりどりのサンゴに出会うことができます。

GBRはマリンパークとして管理、保全されているので乱獲なども規制されています。

他国では見ることが難しい100年近くも生きている1メートル以上あるオオシャコ貝もあちこちで目にします。

この素晴らしい自然のアートの中でみなさんも溶け込む体験をしてほしいと思います。

今回ダイビング撮影に協力してくれたのは

レースクイーンでも活躍中の木村理恵さんhttps://www.instagram.com/rierienari1229/

 

シンガポール在住の旅インスタグラマー市原彩花さんhttps://www.instagram.com/ayaka_ichihara/

エリア別「ケアンズシティ」トップへ戻る

リーフターミナル

グレートバリアリーフへ出発するクルーズに参加する場合はまずここへ行こう。(一部ツアーにより例外あり)ケアンズのマリーナは市内中心部から徒歩圏内です。