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マラソン初心者でもOK! ケアンズマラソンでご褒美ラン! 最短参加スケジュールプラン付き
スポーツイベントの多いケアンズに新しいイベントが誕生しました。2019年ゴールデンウィークの最初の週末に第一回大会が開催された「ケアンズマラソン」、スポンサーはオーストラリア大手テレビ局のChannel7📺、これからどんどん大きくなりそうなイベントの記念すべき第1回大会に参加してきました!
私自身はそもそも日本国内でマラソン大会に参加したことはなく、最後のマラソン大会は高校時代の4km…。つい最近までマラソン大会は42.195kmフルマラソンしかないと思っていたほどのゆるランナーです😅
今回は市民ランナーというレベルからかなり遠い、ゆるランナーのわたしが海外マラソン、そしてその中でもケアンズマラソンをご紹介します。
まずはケアンズの紹介
ケアンズは東京、関西から直行便が運行する、日本から一番近いオーストラリアの玄関口。オーストラリア大陸の北東部の町です。
季節は「夏・夏・めっちゃ夏・めっちゃ夏」と表現されるほど年間を通して暖かいエリアです🌞
オーストラリア国内、日本をはじめとした海外からの観光客も多く、グレートバリアリーフや世界最古の熱帯雨林といった大自然が広がっています🏝
ラグビーゴルフにクリケット、サッカー水泳などオーストラリア全土でスポーツは盛んですが、その中でも年間通して温暖なケアンズではトライアスロンのアイアンマンレースなど、様々な国際スポーツイベントが開催されています。また、トップアスリートのトレーニング地に選ばれることも多く、なんと今回このケアンズマラソン開催期間中は水泳日本代表「トビウオJAPAN」もトレーニングに来ていました🏊♂️
ケアンズマラソンはそんなスポーツの街の新しいイベントとして、ケアンズっ子も注目するイベントなんです💪ケアンズ自体は観光地としては知られていますが、小さな都市で市民ひとりひとりが新しいイベントをサポートしているというのもボランティアや沿道のギャラリーなどを見ても伝わってきます😀
ケアンズ マラソン
観光で来てもゆるく参加できる、短距離も選べる
ケアンズマラソンのカテゴリーはフルマラソン、 ハーフマラソン、 10km 、 5km 、 ファミリー2kmランとあり、私が今回参加したのは10kmです。絶望的な長さでもなく、ビギナーの私でも1時間ちょっとで走れ、それなりの満足度がありながらも前日当日にそこまで行動を制限しなくても良い、ほどよい距離。今回10kmいけたから次はハーフにしちゃおうかなと思わせてくれる後味の良さなので初心者にはチャレンジしやすいです😉
そして完走ランナーにはメダルが贈呈されます。メダルをもらうなんていつぶりだろう・・・なんて思いながらゴール後はしばしメダルを首にかけて余韻に浸りました。
日常では味わえない達成感&おもしろ応援
コースは全体的にフラットなので【完走】を目指すビギナーには本当に嬉しい!朝早いスタートそして霧雨が降っていたので日差しもそこまで強くはありませんでしたが、ケアンズの太陽は強いのでスポーツサングラスはあったほうが良いですね🕶
コースはケアンズ市中心部、ナイトマーケットなどのお店が集まるエリアをスタートし、海沿いを中心としたシティエリアを颯爽と走り抜け、空港のそばまで行って折り返します。海側には多くのホテルが建ち並んでいるのでいるので沿道やホテルのベランダから応援してくれています。
今回の10kmコースで一番楽しかったのは最後の3km弱の海沿いエスプラネードのエリア🐠
遠くに見えていた多くのダイビングボートが出航する「リーフターミナル」がどんどん近くなってきて最後はフィニッシュ前にたくさんのギャラリーが応援してくれます。なんだかアスリートになった気分。仕事や家庭で慌ただしく過ぎていく現代人の毎日の中でこんなにも応援されて何かを達成するってなかなかない体験ですよね。途中しんどいこともあるけれど「はぁー走ってよかったー」と非日常の達成感を感じさせてくれる瞬間です😆
東京マラソンを見ていると「かぶりものランナー」を見かけますが、今回ケアンズマラソンでは「かぶりもの応援」が気になりました🚩私のお気に入りは手作りのビールの衣装で応援してくれたファミリー😂
沿道には地元ケアンズ市民も応援に駆けつけているので陽気なケアンズっ子がランナーひとりひとりに「Well Done!」など声をかけてくれることもしばしば。この声かけ、折り返し地点で目があったランナーさんや、一度膝に違和感を感じてストレッチで止まった時に「You can do it!」とポンッと肩を叩いて励ましてくれた方などランナー同士の団結感もケアンズマラソンの思い出のひとつです。
マラソン以外も楽しめる 観光地だからみんな楽しい ご褒美ラン
海外マラソンに挑戦したくても、一人で海外にいってもなぁ…家族をおいていくのもなぁ…
そんな思いを抱えて海外マラソンにチャレンジできていない方もいるのでは?
ケアンズマラソンならマラソン前後に楽しめる観光スポットが盛りだくさん!ランナーだけでなく同行者のお友達、家族とケアンズを満喫しましょう🐠
先にも挙げたグレートバリアリーフのクルーズや水族館、動物園といった王道観光スポットはもちろん、パームコーブビーチやポートダクラス、ミッションビーチなどのビーチエリア。それからアサートン高原、マリーバ・ウェットランド(湿地帯)といった内陸部、そしてケープトリビュレーションに代表される熱帯雨林エリアなどなど、ケアンズから30分〜2時間ぐらいのエリアに数えきれないほどの絶景・感動スポットが点在しています。
ケアンズの観光ツアーには所要時間が長いものが多いので、特にマラソン前に観光をする場合は、レンタカーを借りてご自身のスケジュールに合わせて観光を楽しむのがおすすめです。オーストラリアは日本と同じ右ハンドル左車線、道幅も広いので運転しやすいのは嬉しいポイント。メジャーな海外ブランドのレンタカーショップのオンライン予約は日本語サイトもあるので安心です🚘
東京・関西発最短マラソン参加スケジュール
最後に!せっかくのケアンズマラソン、せっかく来るならゆっくりと滞在してほしいところですが、時間がなくても走りたい!そして観光も楽しみたい!というあなたに最短スケジュールをご紹介します。
前々日夜:成田 or 関空出発 ジェットスター航空で朝起きたらケアンズ!
前日早朝:ケアンズ到着
ゼッケン受取
・ケアンズ到着は早朝。
・ハーフ以上を走るなら アーリーチェックイン 手配がオススメ
・ケアンズ市街地には個人店のカフェも多いので気になるお店で朝食を食べたら、ゼッケンを受け取りに会場へ。この時に翌日のスタート場所も確認しておきましょう。
・今大会はサンバイザーが記念品でした!
市内観光スポット
ケアンズ水族館
グレートバリアリーフの生態系を学べる最新水族館。
通常展示の他にもバックヤードツアーも開催されています
ケアンズ ドーム・Zoom
カジノの最上階に作られた半屋内型の動物園と本格アスレチックアクティビティ。
ワニの上をジップラインでひとっ飛びしたり、大人も子どもも楽しめます。
動物園では定番のコアラフォトも。
ラスティ マーケット(Rusty Market)
ケアンズの台所、南国の果物などの生鮮食品を購入できます。
新鮮なくだものを使ったスムージーでパワーチャージ!
エスプラネードのプールで水遊び
エスプラネードのラグーンプールはケアンズっ子に観光客誰でも楽しめる無料のプールです。浅いので小さいキッズも楽しめます👙
レンタカーでキュランダ観光スポット
ケアンズ市街地とキュランダ村は車なら45分。ツアーでなくてセルフドライブなら詰め込みたくない前日でも短時間で楽しめます。
空港でレンタカーをゲットしたらキュランダ村へ向かう前に朝食を!キュランダ村は観光鉄道などが到着する時間前は空いていないお店も多いのでSimithfieldエリアのカフェで食べてから向かいましょう。ケアンズ高原はコーヒー豆の栽培でも有名なのでカフェ巡りも実は楽しみの1つ。
キュランダ村ショッピング キュランダ村の駐車場に車を止めて散策へ。入り組んだエリアにケアンズのアーティストの作品やお土産が販売されています。ウォールアートも多くフォトスポットが豊富です📸
レインフォレステーション ガイドブックを見ていると度々見かけるアーミーダックはレインフォレステーション というテーマパーク内のアトラクションの1つ。ここにはアーミーダック以外にもミニ動物園やアボリジニ文化体験施設が併設されているので半日楽しめます。ビュッフェレストランもあるので朝は軽めに食べてビュッフェでしっかりランチを食べるスケジュールも◎
バロン滝 キュランダ村からケアンズへ戻る途中で立ち寄りたいのがバロン川の滝を眺める展望スポットです。
マラソン当日
・早朝スタート(距離によってスタート時間が異なります)
・マラソン終了後はお昼寝
・ナイトマーケットに行くのもよし、完走を祝してクルーズディナーも素敵🥂
翌日
・市内観光 or 完走の達成感を感じながら、熱気球サンライズフライト🎈
・日本ではなかなか体験できない自由飛行(ロープで係留されていないフライト)をケアンズマラソンの出場記念に。
・フライト終了後に空港に向かうスケジュールも可能です。
・ジェットスター航空ならケアンズ発がお昼頃なので午前中も楽しめます。
このスケジュールなら同行者がいてもOKのアクティビティ大盛プランの完成です。
反対にケアンズマラソンを走った後はポートダグラスへ移動し、まったりとビーチで読書に没頭したり、とにかくゆっくりするのもあり。
マラソンにOFFタイムに楽しみ方はさまざまなケアンズマラソン、マラソンシーズンの締めくくりにご褒美ランにしてみてはどうでしょう。