
TNQ Writer
皆様、グッデイ!ケアンズ&グレートバリアリーフ観光大使のリーマントラベラーの東松寛文です。平日は東京で会社員をしながら、週末や連休をフル活用して世界中を旅する”リーマントラベラー”です。

ケアンズ&グレートバリアリーフ観光大使のリーマントラベラー
今年2月に5泊7日の日程で、3世代旅行(父と母・僕と妻・2歳の娘)でケアンズへ行きました!
その際の現地でのプランを決めていく際に…
父「グレートバリアリーフと熱帯雨林という2つの世界遺産を制覇したい!」
母「子供も大人も楽しめるプランにしたい!」
妻「パームコーブにも泊まりたい!」
娘「(まだ喋れませんがおそらく)プールもビーチも楽しみたい!」
僕「適宜ツアーも活用して、効率よく移動したい!」
全員「コアラと一緒に写真を撮りたい!!!」
という様々なご要望をいただきました。(観光大使へのプレッシャー)
とはいえ、僕としては、せっかく行くのであれば、観光大使として、その全員の要望を叶えてあげたい!というわけで、過去の渡航から最新情報まですべての知見を結集したベストプランを組んでケアンズ渡航を迎えました。
結果、全員のやりたいことが叶い、大満足の旅になりましたので、今回はそのプランをご紹介します!
ケアンズへ行かれる方はぜひ参考にしていただければと思います。
<1日目>日本からケアンズへ

成田空港から出発
17:00 成田国際空港 第3ターミナル到着
ケアンズへは成田国際空港と関西国際空港からジェットスター航空の直行便が飛んでいます。
成田と関空以外の空港からの場合は、成田もしくは関空を経由していただくか、シンガポール経由などが便利です。
20:05 ケアンズへ向けて出発
成田からケアンズまでの所要時間は約7時間。
日本から1番近いオーストラリアなので、東京〜シンガポールと変わらない所要時間で到着します。
夜発なので、機内でぐっすり眠れるように体調をととのえて臨みましょう。
<2日目>パームコーブ
4:25 ケアンズ到着
観光でのオーストラリア入国の場合、スマホの「オーストラリアETAアプリ」を通して事前のETA(電子ビザ)申請が必要なので忘れないようにしてください。
7:00 空港でレンタカー
ケアンズ国際空港の国内線ターミナル到着エリアにてレンタカーが借りられます。
オーストラリアは日本と同じ右ハンドル・左車線なので、初めての海外運転される方にもおすすめです。(日本での国際免許取得が必要です)
9:00 パームコーブへ&ホテルチェックイン
途中スーパーなどで買い出しをしてから、2024年にアメリカの有名旅行誌 コンデナスト・トラベラーより“世界最高のビーチ”に選ばれたパームコーブビーチがある小さなリゾートタウン、パームコーブへ。
ケアンズシティからは車で北へ30分のところにあります。
今回のホテルは「プルマン・パームコーブ・シーテンプル・リゾート・アンド・スパ」へ。
アーリーチェックインができるようにしておきました。

パームコーブビーチ
パームコーブビーチ

ヌー・ヌー・レストラン
ヌー・ヌー・レストラン
11:00 ビーチフロントのヌー・ヌー・レストランへ
パームコーブビーチが目の前に広がるビーチフロントの開放的なヌー・ヌー・レストランでランチ。
新進気鋭のシェフによるアジアンテイストが入った受賞歴多数の絶品モダンオーストラリア料理が楽しめます!
テラス席で楽しむのが圧倒的にオススメです!
13:00 パームコーブビーチ&ホテルのプールでのんびり
初日は無理せずのんびり過ごしましょう。
ケアンズシティにはビーチがないので、パームコーブビーチでゆっくりするのもいいですし、プールが充実しているホテルも多いので、ホテルでのんびり過ごすこともおすすめです。
プルマン・パームコーブは浅めの子供用プールがあり、2歳の娘も安心して楽しめました。
16:00 パームコーブを散策&ディナー
パームコーブは小さな街なので、徒歩で十分回れます。
徒歩で散策しながら、おしゃれで開放的なお店でディナーも食べましょう。(僕が行った日は残念ながら雨だったので、予定を変更して、アウトレットのお店も入るDFOケアンズでショッピングをし、帰りにベトナム料理をテイクアウトしてホテルで食べました)
<3日目>世界最古の熱帯雨林
8:00 ホテル出発
この日は世界遺産に登録されている“世界最古の熱帯雨林”へ!せっかく行くのであれば、いろいろまとめて周りたい & 移動の手間を極力無くしたいので、今回はホテルから送迎付きの1日ツアーを手配しました。

スカイレールから眺める熱帯雨林
スカイレールから眺める熱帯雨林

レインフォレステーションのアボリジナル文化体験
レインフォレステーションのアボリジナル文化体験
9:00 スカイレールで熱帯雨林へ
熱帯雨林へ行くなら、鳥になった気分で森を上から見られる「スカイレール」は外せません。
2つの駅で降りられるので、熱帯雨林の中を散策することもできます。
途中で見られるバロン滝やあの映画「アバター」に出てくる森のモデルとなったといわれる大木など、見どころも満載です。
終着駅に着いたらキュランダ村でお土産など購入したり、カフェで休憩したりしましょう。
12:00 レインフォレステーション
キュランダ村からシャトルバスで10分の距離にあるレインフォレステーションでは、水陸両用車に乗っての熱帯雨林探検やアボリジナル文化体験、オーストラリアの動物たちとのふれあいなどができます。
パマギリ族の伝統的なダンスショーでは、指名されるとステージ上で一緒にダンスをすることも可能です!

キュランダ高原列車からの車窓
15:30 キュランダ高原鉄道
あの「世界の車窓から(テレビ朝日)」のオープニング映像でも使用されていた、キュランダ高原鉄道は、熱帯雨林の中を走る観光列車。
ゴールドクラスを選ぶと、フィンガーフードとワイン、ビール、コーヒー、紅茶などの飲み物付きで、熱帯雨林を鑑賞しながら優雅に移動することもできます。(僕が行った日は珍しく臨時運休だったので、車でホテルへ戻りました。残念!)※写真は過去に渡航した時のもの
<4日目>パームコーブからケアンズシティへ
10:00 ホテルをチェックアウト
車でケアンズシティを目指します。
今回僕がレンタカーを利用したAVISは、空港だけでなく、ケアンズシティでの返却も可能なので、ケアンズシティのホテルまで荷物を運んでから返却しました。

Jimmy'sでランチ
Jimmy'sでランチ

T2のお店
T2のお店
11:30 Jimmy’sでランチ
ランチにはオーストラリアスタイルのボリューミーでワイルドなハンバーガーを!
僕のおすすめはJIMMY CLASSIC STACKという、肉厚パティに加えてキノコとチーズのコロッケが入ったバーガーです。
地ビールも一緒に頼むのもおすすめです。
13:00 お土産ショッピング
ケアンズシティで一番大きなモール、ケアンズ・セントラルや金土日のみオープンするラスティーズマーケット、毎日オープンのナイトマーケットなどでケアンズお土産を購入しましょう。
我が家がいつも買うのは、ケアンズ・セントラルにて、オーストラリア発のT2の紅茶。
また、赤いパッケージが目印のオーストラリア土産定番の万能クリーム ルーカス・ポーポーも、ラグーンに近いスーパーやお土産屋さんなどは品薄の場合や割高の場合がありますが、ケアンズ・セントラルのドラッグストアは在庫も豊富な場合も多く、値段的にもお得に購入可能です。
17:00 ホテルにチェックイン
ケアンズシティのホテルはシャングリ・ラ・ザ・マリーナ・ケアンズ。
誰もが憧れるラグジュアリーな有名5つ星ホテルですが、ケアンズの場合、東京や香港など大都市と比べて、お得に泊まれるのが特徴。
目の前にはマリーナがあり、お部屋の窓を開けると、これぞリゾート!という景色が広がります。
贅沢な滞在になること間違いなしです。

CC’s bar & Grillで最高級のステーキ
18:00 ステーキディナー
今回は3世代旅行だったので、娘は両親に預けて、妻と二人でCC’s bar & Grillへ。
ドレスコードあり(スマート)なので、リゾートウェアから着替えて、ドレスアップ。
二人で地元産の熟成された最高級オージービーフのステーキをゆっくり楽しむことができました。
食後も娘は両親と楽しく過ごしていたので、我々はナイトマーケットでフットマッサージをしてから帰りました。
<5日目>グレートバリアリーフ
8:00 フィッツロイ島へ
ケアンズへ行く方は誰もが訪れる世界遺産に登録されている世界最大のサンゴ礁群、グレートバリアリーフ。
グリーン島やポンツーンと呼ばれる人工浮島に滞在して楽しむことが有名ですが、今回は、ケアンズから船で50分のところにある、グレートバリアリーフだけでなく、熱帯雨林も楽しめる島、フィッツロイ島へ。

グラスボトムボートからサンゴやお魚がみられる
9:00 シュノーケリングやグラスボトムボート
事前に予約しておいたシュノーケリングやグラスボトムボート(船底が透明で海の中を覗けるボート)を体験。
シュノーケリングはビーチからできますので、小さなお子様も安心して行なっていただけます。
シュノーケリングは度付きのゴーグルも借りられるので(別途デポジット料金必要)、60代の両親も楽しんでいました。
13:30 フィッツロイ島からホテルに戻ってのんびり
フィッツロイ島滞在は2歳の娘もいたので、半日ツアーにしましたが、島では熱帯雨林の中をトレッキングできたり、世界三大ビーチに選ばれたこともある透明度抜群のビーチでのんびりすることもできたりすので、1日のんびり過ごすこともおすすめです。

スプラッシュ・レストランのリゾット
17:30 ケアンズといえばシーフードディナー
豊かな海が目の前にあるケアンズではシーフード料理はマストで食べましょう。
おすすめはスプラッシュ・レストラン。
漁師でもあるオーナーが釣った新鮮な魚などが提供され、観光客はもちろん地元の人にも人気のレストランなので予約必須です。
中でもホタテとエビのリゾットが僕のいちばんのお気に入り。
19:30 星空ツアーorナイトマーケット
星空ツアーに参加すれば、南半球でしか見られない星を見ることができます!
本来はそのツアーに参加する予定でしたが、残念ながら僕が行った日は曇りだったため、ナイトマーケットをお土産を購入したり、マッサージでリラックスしたりしました。
<6日目>ケアンズシティ+郊外を満喫

オズモシズで朝食
8:30 ケアンズ郊外で豪華な朝食
ケアンズシティからUber等を利用して10分のエッジ・ヒルにあるオズモシスでは、豪華な上に写真映えもする満足度が高すぎる朝食を食べることができます。
特にB.A.R.Tは写真映え抜群の激うまメニュー。
近くには植物園ケアンズ・ボタニック・ガーデンズもあるので、セットで行くのもおすすめ。
11:00 ウールワースでお土産の仕上げ
ケアンズシティのど真ん中にあるスーパーマーケット、ウールワース。
お菓子などバラマキにぴったりのお土産がいろいろと揃います。
他にも、近くにはオシャレなブティックや雑貨屋さん、お土産屋さんもたくさんあるので、買い忘れたものは最後にまとめて購入しましょう。

コアラ抱っこ写真
13:00 念願のコアラと写真撮影
シャングリ・ラと同じ建物内にあるケアンズ・コアラ・アンド・クリーチャーズでは、街のド真ん中でコアラと一緒に写真撮影をすることができます。
ただし、コアラの体調が最優先につき、場合によっては撮影できないこともあるので、それが不安な方はご旅行の最初の方でチャレンジして、万が一無理だった場合は、別日に再チャレンジするのもおすすめです。
15:00 無料のラグーンでのんびり
ケアンズシティの中心にある、街の象徴であり市民の憩いの場のラグーン。
どなたも無料で利用できますので、ケアンズっ子になった気分で楽しむのもおすすめです。
子供が安心して遊べる浅いところや砂が敷き詰めてありビーチ気分を味わえるところもあり、大人も子供も楽しめます。

ダンディーズ・レストランのシーフードタワー
18:00 締めのディナーはダンディーズで
マリーナが目の前の最高のロケーションの人気レストラン、ダンディーズ・オン・ウォーターフロント。
名物の石焼ステーキやシーフードタワー、さらにはカンガルーやクロコダイルなどオーストラリアならではの食材も食べられます。
日本語メニューもあるので安心です。
<7日目>ケアンズから日本へ

出発前にカフェで朝食
7:00 最後日もカフェで朝活
ケアンズのカフェは6時台から開いているところもたくさんあり、かつ、ケアンズシティから空港までは車で10分程度なので、最終日の朝も最後までケアンズを楽しむことが可能です。
我が家はホテルから徒歩で行けるところにあるバング・アンド・グラインドにて、アサイーボウルとフラットホワイトでケアンズを堪能しきりました。
9:00 空港でチェックイン
免税店等で最後の買い物を済ませたら、いよいよ日本に向けて出発です。
シティでは見つけられなかった個装になっているティムタム(オーストラリア定番のチョコレート菓子)を発見したので、我が家は思わず、バラマキ用ではなく自宅用として購入しました。
11:25 ケアンズ出発
17:45 成田国際空港到着

ホテルのプールでリゾート満喫
いかがでしたでしょうか?
ケアンズでやりたいこと全て盛り込み、充実した滞在となりました。
今回は5泊7日でケアンズシティ+パームコーブに滞在するプランでしたが、パームコーブでなくポートダグラスやグリーン島に滞在してもいいと思いますし、アウターリーフ(外洋)まで出て、ボート泊でグレートバリアリーフを楽しむのもいいと思います。
ポートダグラスへ行くなら、ゴルフをするのもいいですね。
また、滞在の拠点をケアンズシティのみにすれば、3泊5日などでも十分楽しむことが可能です。
ケアンズの楽しみ方は無限大!
ぜひこのプランも参考にしていただきながら、やりたいことや日程に合わせてカスタマイズしていただき、あなたにとっての“ベストケアンズ滞在プラン”を見つけてください!