世界の外れ
世界でも未開の地は限られています。トレス諸島はその一つで、人の手が加えられていない美しい島々がケープヨークからパプアニューギニアまで続きます。
美しいサンゴ礁、手付かずのビーチ、そして熱帯雨林。トレス諸島はケープヨーク沖の274の島から成っており、メラネシアンの文化が訪れる人々を魅了します。
世界でも未開の地は限られています。トレス諸島はその一つで、人の手が加えられていない美しい島々がケープヨークからパプアニューギニアまで続きます。
ホワイトビーチや植物に覆われた火山跡の島周辺には、ターコイズブルーの波間にジュゴンやイルカ、ウミガメ、そして巨大なカジキマグロが生息しています。グレートバリアリーフの北端地域には、喧騒のない大自然が存在します。
この地にはインドネシア列島から約70,000年前に最初の人類が渡ってきたと考えられています。現在でもそれぞれの島独特の文化・風習が大切に伝えられており、中でも華やかなダンスや特徴的なマスク、髪飾り、彫刻など素晴らしい文化が残っています。
人が住むのは20にも満たない島々だけで、その中は地域を管轄する役割の木曜島が含まれます。木曜島はたった3㎢の小さな島で、2つの静かな通りと数軒のホテルがあるだけです。19世紀後半には真珠の養殖地として栄え、島の遺産となる墓地には600人以上の日本人潜水士が眠っています。また、木曜島は1891年にオーストラリア最古の軍事防護設備、グリーンフィル要塞が建てられた場所でもあります。
多くの島には旅行者向けの施設はありませんが、フレンドリーなローカルの人々が釣りや地元ならではの楽しみ方を教えてくれることでしょう。
第二次世界大戦中には5,000人のオーストラリア軍が駐在していました。そのため、ダーウィンの次に多くの攻撃を受けた場所になった歴史があります。トレス諸島歴史博物館ではあまり知られていないオーストラリア軍の歴史に触れることができます。
ギャブ・ティチュイ・カルチャーセンターにはトレス海峡諸出身の70ものアーティスト達の作品を展示しています。
個人所有のロコ島では真珠の養殖工場を見学することができます。高品質のオーストラリア産真珠のアクセサリーはお土産に最適。
フィッシング天国!ホーンアイランドの桟橋からの釣りもいいですが、ボートをチャーターしてコーラルトラウト、サバ、タイなど大物を狙うのもいいかも…
トレス諸島にいく場合は事前に飛行機や島への交通手段、ホテルなどを予約しましょう。また、カードが使えない地域も多いので現金を多めに用意しましょう。
諸島の一つ一つに目を向けて見てください。それぞれの島の歴史、文化を学ぶことができるはずです。また、この辺りのグレートバリアリーフは、人の影響を全く受けていない地域なので、本当の冒険が待っています。
オーストラリア最北端のケープヨークとパプアニューギニアの間には、見逃してはいけない壮大な冒険の世界があります。文化的にユニークなこの地域への旅では、先住民コミュニティの島と海への強い結びつきを見られるでしょう。
オーストラリアの最北端で体験する国立公園ほど冒険心をくすぐるものはありません!!ケープヨークには10にも上る国立と州立公園がありますが、今回は最も人気のある3つ国立公園を取り上げたいと思います。
MVトリニティ・ベイに乗船して、ケープヨークとトーレス海峡諸島へ冒険してみましょう!
ケープヨークへのドライブは、オーストラリアの冒険の象徴です🇦🇺 今回はクレッグさんの冒険を通して、ケープヨークの壮大さを紹介していきます!
カンタスリンクがホーンアイランドまで直行便が運行。
いくつかの会社がホーンアイランド、木曜島、バマガへのフェリーを運行しています。チャーター船もあり。
トリニティベイというカーゴシップに乗船しオーストラリの最北端を目指すのも一つの手段。グレートバリアリーフを横目に1000km以上の水路をクルーズし、トレス海峡諸島に向かうのは忘れられない経験になるでしょう。
GBRヘリコプター、ノートリウスアビエーションと北クーンズランドヘリツアーがシーニックツアーやプライベートチャーターを催行しています。